ハラスメント防止に関する指針（方針）

基本方針

合同会社沖縄介護サポートサービス（デイサービスカデナ・ケアプランカデナ）は、すべての利用者様、従業員、関係者が互いに尊重し合い、安心・安全に過ごせる環境づくりに取り組みます。当法人は、あらゆる形態のハラスメントを許さず、予防と迅速な対応を行うことを基本方針とします。

ハラスメントの定義

当法人では、以下のハラスメントを防止対象とします：

1. パワーハラスメント：
   職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により、精神的・身体的苦痛を与えること
2. セクシュアルハラスメント：
   相手の意に反する性的な言動により、就業環境を害すること
3. ケアハラスメント：
   介護において、利用者様の尊厳や人権を傷つける不適切なケアや対応
4. モラルハラスメント：
   言葉や態度、文書などによって行われる精神的な攻撃
5. カスタマーハラスメント：
   利用者様やそのご家族から職員に対して行われる、暴言、暴力、威嚇、過度な要求、セクシュアルハラスメントなどの行為
6. その他のハラスメント：
   妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント（マタニティハラスメント）、介護休業等に関するハラスメント等

防止のための取り組み

1. 組織体制の整備：
   • ハラスメント対策委員会の設置と定期的な開催（年2回：5月、11月）
   • 相談窓口の設置と周知
2. 教育・研修の実施：
   • 全従業員を対象とした定期的なハラスメント防止研修の実施（年1回以上）
   • 管理者向けのハラスメント防止マネジメント研修の実施
3. 予防・早期発見：
   • 職場環境のアセスメントと改善
   • 定期的な従業員満足度調査の実施

相談・通報窓口

1. 内部窓口：
   • ハラスメント対策委員会（委員長：我如古勝男、副委員長：仲松奈名子）
   • 連絡先：098-957-0777
   • メール：cm.ganeko@gmail.com（件名に「ハラスメント相談」と記載）

※相談内容は厳重に管理し、関係者以外に情報が漏れることのないよう、秘密保持を徹底します。

相談者・通報者の保護

当法人は、ハラスメントに関する相談・通報者に対する不利益な取り扱いを禁止します。相談・通報内容は秘密として保持され、本人の同意なく情報が開示されることはありません。

問題解決の流れ

1. 相談・通報の受付
2. 事実関係の調査
3. ハラスメント対策委員会による審議
4. 改善措置・再発防止策の実施
5. フォローアップ

ハラスメント行為に対する措置

ハラスメント行為が認められた場合、その程度や状況に応じて、以下の措置を講じます：

1. 注意・指導
2. 研修受講命令
3. 配置転換
4. 就業規則に基づく懲戒処分

利用者様・ご家族からのハラスメント対応

利用者様やそのご家族からのハラスメント行為に対しては、以下の対応を行います：

1. 事実確認と記録
2. 管理者への報告
3. チームでの対応策検討
4. 職員の安全確保と心理的サポート
5. 必要に応じて利用者様・ご家族への説明と協力依頼
6. 深刻な場合は、サービス提供方法の見直しや関係機関との連携
7. 再発防止策の実施と状況の継続的な監視

定期的な見直し

本指針は、社会情勢や法令改正、事業環境の変化に応じて、定期的に見直しを行います。