自然災害発生時業務継続計画(BCP)

合同会社沖縄介護サポートサービス

〒904-0203 沖縄県中頭郡嘉手納町字水釜557番地

TEL: 098-957-0777 FAX: 098-989-8115

作成日: 令和7年3月17日 最終更新日: 令和7年3月21日

目次

1. 総論

1-1. 基本方針

当法人(合同会社沖縄介護サポートサービス)は、利用者の生命と安全を守り、サービスを継続的に提供するため、以下の基本方針に基づき、自然災害発生時の対応を行います。

  1. 利用者の安全確保を最優先:利用者の生命と安全を最優先に考え、適切な対応を行います。
  2. 職員の安全確保:職員の安全を確保します。
  3. サービスの継続:可能な範囲で介護サービスを継続し、利用者の生活を支援します。
  4. 地域との連携:地域の関係機関と連携し、情報共有を図ります。

1-2. 推進体制

BCP検討委員会

平常時の活動

非常時の体制

1-3. リスクの把握

①主な災害リスク

当施設がある沖縄県中頭郡嘉手納町は、以下の自然災害リスクが想定されます。

②被災想定

災害種別 想定される被害
台風・大雨
  • 建物の一部損壊の可能性
  • 停電(1~3日程度)
  • 断水(1~3日程度)
  • 道路冠水による交通遮断
地震
  • 建物の一部損壊の可能性
  • ライフラインの途絶(1~5日程度)
  • 道路の寸断による移動困難

1-4. 優先業務の選定

①優先業務

事業所 優先業務
通所介護事業所
(デイサービスカデナ)
  1. 利用者の安全確保・避難誘導
  2. 利用者の家族等への連絡
  3. 施設の安全確認と必要な対応
居宅介護支援事業所
(ケアプランカデナ)
  1. 要介護高齢者の安否確認
  2. 医療依存度の高い利用者への対応
  3. 関係機関との連絡調整

1-5. 研修・訓練の実施

定期的な研修・訓練

BCP検証・見直し

2. 平常時の対応

2-1. 建物・設備の安全対策

①日常の安全対策

②台風接近時の対策

2-2. 電気が止まった場合の対策

発電機設備

照明設備

重要機器の電源確保

発電機使用時の注意点

2-3. 水道が止まった場合の対策

2-4. 通信が麻痺した場合の対策

2-5. システムが停止した場合の対策

2-6. 衛生面(トイレ等)の対策

2-7. 必要品の備蓄

以下の物品を最低3日分備蓄し、定期的に点検・更新します。

分類 備蓄品目 備蓄量
食料品 非常食(アルファ米、缶詰等) 3日分
飲料水 ペットボトル水 1人1日2L×3日分
衛生用品 マスク、手袋、消毒液等 3日分
防災用品 懐中電灯、ラジオ、毛布等 必要数
医療用品 救急セット 1セット

3. 緊急時の対応

3-1. BCP発動基準

以下の基準に該当する場合、施設長(不在時は代行者)の判断によりBCPを発動します。

地震の場合

風水害の場合

3-2. 行動基準

台風接近時

災害発生時(発災~3時間)

応急対応(3時間~24時間)

復旧対応(24時間~)

3-3. 対応体制

災害対策本部を設置し、以下の体制で対応します。

災害対策本部

役割分担

3-4. 安否確認

①利用者の安否確認

対象 確認方法
デイサービス利用者
  • サービス提供中の利用者:直接確認
  • 自宅にいる利用者:電話連絡、必要に応じて訪問
居宅介護支援利用者
  • 電話連絡による安否確認
  • 必要に応じて訪問
  • 安否確認の優先順位:医療依存度の高い利用者→独居高齢者→その他

②職員の安否確認

3-5. 避難場所・避難方法

①施設内避難場所

②施設外避難場所

③避難方法

3-6. 重要業務の継続

発災後 デイサービスカデナ ケアプランカデナ
発災~24時間 サービス中止、利用者の安全確保・帰宅支援 要介護高齢者の安否確認
24時間~3日 被害状況に応じてサービス再開判断 医療依存度の高い利用者への支援
3日~7日 可能な範囲でのサービス提供 関係機関との連絡調整、サービス調整
7日以降 通常業務再開 通常業務再開

4. 通所サービス固有の対応

4-1. 営業可否の判断

営業中止の判断基準

判断の時期と連絡方法

4-2. 利用者・家族への連絡

4-3. 送迎中の対応

4-4. サービス提供中の対応

5. 居宅介護支援サービス固有の対応

5-1. 利用者の安否確認

5-2. サービス調整

5-3. 関係機関との連携

6. 地域との連携

6-1. 地域の関係機関との連携

6-2. 災害時の情報共有